シスプラチンの効果!アドリアシンと併用で副作用が辛すぎる

骨肉腫の治療は、本当に辛いです。

 

辛いのなんのって・・・

 

たしかに、骨肉腫の手術も大変でした。

でもやはり、今思い出しただけでも身震いする、抗がん剤治療をやりとげるのが一番辛かったです。

 

 

主治医の先生から、病気を治すためには抗がん剤の治療が必要だって説明をされた時、

 

 

「あまりに辛い治療だから、自ら命を絶ってしまう患者さんも少なくない。」

 

 

そう言われました。

 

特に、骨肉腫の治療で使用する抗がん剤は、副作用が相当きついです。

 

 

骨肉腫の治療には

  • シスプラチン
  • アドリアシン
  • メソトレキセート

という3種類の抗がん剤を使って治療するのが基本です。

 

しかし、先生たちの治療方針で、今挙げた3種類の抗がん剤の他に、

  • イホマイド

という抗がん剤を使用することもあります。

 

でも、今あげた4種類の抗がん剤は、骨肉腫の治療にだけ使うというわけではないんです。

 

骨肉腫をはじめとした、様々な悪性腫瘍に対して使用されます。

 

 

今回は、ペアで使うシスプラチンとアドリアシン、それぞれどんな薬で、どいういった副作用があるのか。

私の実体験を踏まえて、骨肉腫以外の病気の方にもわかるように詳しく説明していきたいと思います。

 

 

シスプラチンについて

ちょっとカッコイイ響きのシスプラチン。

最初はなんだかカッコイイって思ってたんですが・・・

カッコイイって思っていた本人が治療によってボロボロになったため、前言撤回です。

あれは・・・もう・・・本当に悪魔です。

 

では、化学式を使ったような難しい説明ではなくて、誰にでもわかるように解説していきますね。

 

シスプラチンってどんな抗がん剤?

シスプラチンは、がん細胞がこれ以上増え続けることを阻止します。

もう少し詳しく説明すると、がん細胞にくっついて、細胞分裂できないようにしてくれる抗がん剤です。

 

シスプラチンは骨肉腫の治療だけに使うわけではありません。

  • 骨肉腫をはじめとする悪性骨腫瘍
  • 肺癌
  • 食道癌
  • 胃癌
  • 膀胱癌
  • 前立腺癌
  • 卵巣癌
  • 子宮頸癌
  • 悪性リンパ腫

などなど、様々ながんに対して使用されるんです。

 

だから、シスプラチンの苦しみを分かち合える患者さんって、とっても多いんじゃないかなぁって思います。

あまりに辛すぎる体験なので、患者さん同士「どんなに辛いか話」で盛り上がります。

いわゆる、戦友ですね。

先生に辛いと訴える時の結束力も半端ないので、先生は大変だと思います・・・笑

 

ちなみに、シスプラチン単体としてよりも、他の抗がん剤と併用して使用されることが多いんです。

骨肉腫の治療では、アドリアシンとセットです。

 

さて、その悪魔のシスプラチンはどんな姿をしているんでしょうか?

説明していきますね。

 

 

色は無色透明です。

可愛い小瓶に入っています。

私の治療では、3つの小瓶でした。

なんだか点滴棒から吊るした小瓶がぶつかり合ってシャラシャラ音がして可愛いなぁって。

しかし、治療が始まるとすぐに、前言撤回!

 

これがそんなに悪いヤツなのか・・・と思うくらい小さいです。

 

私には、シスプラチンは悪魔に見えましたが、お間違いなく。

がんを退治してくれる心強い味方です!

ではその、辛い辛いと私が訴える副作用について紹介していきますね。

 

 

シスプラチンの副作用

なぜ、私はシスプラチンを悪魔だと思ったのか。

それは、今でもシスプラチンという名前を思い出すだけで、当時の吐き気がよみがえってくるからです。

 

抗がん剤の種類は数あれど、吐き気の副作用の最高峰に君臨する王様がシスプラチンです。

 

シスプラチンの副作用は他にもあります。

脱毛や、腎機能障害、しびれや聴力障害、骨髄抑制(こつずいよくせい)と言って血液がうまく作れなくなります。

血液がうまく作れないと、貧血になります。

白血球も減少します。

細菌やウイルスに対する抵抗力が弱くなります。

血も止まりにくくなります。

 

そして、特に腎機能障害は腎盂炎になってしまうこともあるのでとにかく点滴。

ひたすら排尿。

これに尽きます。

 

そして、シスプラチンは聴力障害が出ると言われています。

強い吐き気の上に、聴力障害です。

なんのサービスなんでしょうか・・・

こんなに副作用のおまけなんていらないですよね。

 

そして、聴力障害といえばシスプラチン。

シスプラチンといえば聴力障害。

と言っても過言ではないんです。

シスプラチンが耳の聴覚神経を攻撃してしまう結果として聴力障害が出ます。

ちなみに、聴力障害は治りません・・・涙

私は、治療が終わって10年以上経ちますが、今でも聴力障害はちゃんと残っています。

 

高音が聞こえづらいとか、耳鳴りだとか・・・

わかりやすいところでいうと、体温計のピピピ・・・が聞こえない。

電子音に弱くなってしまうんです。

 

若者に聞こえるけど年配の方には聞こえないっていう音があるんです。

その音のことを、モスキート音って言います。

 

以前、ニュースでモスキート音の特集をやっていて、

「今、そのモスキート音を流してます。」

ってアナウンサーの方が言ったんですね。

でも、私は、(はて??なんのことやら??)でした。

私には、一切聞こえなかったんです。

無音でした。

そして、20代で聴力年齢診断アプリをやった時、耳年齢が60歳を超えていました・・・汗

 

聴力障害は、すぐに症状が出る場合もあれば、治療が終わって時間が大分経った後に出てくる場合もあるので、油断は禁物です。

私は、高音の電子音だけではなくて、犬が吠える声とか、赤ちゃんの泣き声で耳がものすごく反響するのでずっと聞いていられなかったり、聞き取りづらかったりと様々です。

 

では次に、シスプラチンのパートナー、アドリアシンについて説明していきますね。

アドリアシンも本当に曲者です・・・

 

アドリアシンについて

初対面の時は、カラフルでかわいいとさえ思ったアドリアシン。

でもですね、全然可愛くなんかありません。

シスプラチンと同じく、私たちの味方なことに変わりはありませんが、キュート!なんて思ったのは最初だけ。

 

私は、先生が他の患者さんの治療の準備をしている所に通りかかった時に、遠目で赤い小瓶が目に入っただけで吐いてしまったこともあります。

 

それはもう、まるで、「梅干し見たら唾液」のような条件反射です。

 

 

アドリアシンってどんな抗がん剤?

アドリアシンはアドリアマイシンとも呼ばれます。

たとえば、がん細胞が増えて行く時、がん細胞は自分自身のDNAをコピーして増殖していきます。

そして、アドリアシンは、がん細胞がDNAのコピーをするときに必要な酵素の働きを阻止してくれます。

 

シスプラチンとおなじで、アドリアシンも骨肉腫の治療だけに使われる抗がん剤ではありません。

  • 骨肉腫をはじめとする悪性骨腫瘍
  • 肺癌
  • 乳癌
  • 子宮体癌
  • 消化器系の癌
  • 悪性リンパ腫

などの治療に使用されます。

 

つづいては、アドリアシンといったら!な特徴について説明していきますね。

 

 

色はイチゴジュースのようで、赤くてかわいいです。

ポップな感じです。

パッと見、まるで小児科で出される液体の薬に似てますね。

なぜ赤いのかは化学の話になってくるんですが、わざと赤くしているんじゃありません。

 

アドリアシンはそれ単体だと黄色の物質に、酸素の原子がいくつかくっついてできています。

酸素がくっつくと酸化されるんですね。

黄色い物質が酸化されて赤に変化したから、赤い色をしているんです。

 

治療がスタートしてアドリアシンを流し始めると、点滴の管から真っ赤なアドリアシンがどんどん腕に迫ってきます。

血管に入っていくのがわかります。

これて、かなり生々しいです。

私の使用した抗がん剤で、色付きはこのアドリアシンだけだったので

 

あぁ・・・入ったな・・・地獄の日々が始まるな・・・

 

と、目で見て実感するのがこのアドリアシンでした。

 

アドリアシンが体外に出るまでは、トイレに行くと尿まで真っ赤です。

なので、数回トイレに行くと

 

あ・・・もう赤くない・・・

 

アドリアシンが、全部体外に出たんだなってわかります。

 

 

アドリアシンの副作用

アドリアシンは、シスプラチンに次ぐ吐き気の副作用があります。

シスプラチンが王様だから、赤くてかわいいアドリアシンは女王様って感じです。

実は、アドリアシンは、心臓に負担がかかる心毒性というのが強くて、一生に使用できる量が決まっています。

 

 

「時間が経ったらさぁ、身体ってアドリアシン使ったこと忘れるんじゃないの?」

 

って、先生に聞いたことがあるんですが

 

「身体は絶対に忘れないよ。」

 

って、先生、言ってました。

 

「だからもし、再発したり転移したりした時や、別の病気になった時は、使える量から使った量を差し引いた残りの量しか使えないんだよ。」

 

って、先生、言ってました。

 

「じゃぁさ、もしそんなこと忘れて使っちゃったらどうなるの?」

 

って、聞いたら

 

「ん〜、心不全で死ぬ。」

 

って(!)、先生、言ってました・・・汗

 

私の先生は、そんな先生です。

 

そんな先生が、結構好きです。

 

 

その上、アドリアシンは脱毛効果(!)が、かなりあります。

治療開始から3週間くらいでごっそりきます。

2週間経っても抜けないんです。

引っぱってもうんともすんともいわない。

 

え?もしかして、私って特別!?

 

なんて思ってました。

 

3週間経ったある日、突然きました。

両手に山盛り。
ごっそり抜け落ちました。

くずれ落ちて泣きました。

 

抜けても抜けても止まらないんです。
抜け続けるから、怖くて髪の毛に触れないレベルの脱毛です。

 

手の震えが止まらなかったです。

ワンワン泣きました。

アドリアシンで治療するときは心の覚悟が必要です。

特別とか、例外とか・・・ないです。多分。

 

 

あと、ですね、アドリアシンを点滴している時に、もし血管の外に漏れるなんてことがあると、大変なことになります。

アドリアシンは、まわりの組織が壊死(えし)してしまうくらい正常な細胞にも毒性があるんです。

猛烈に痛いならまだいい方で、壊死から潰瘍(かいよう)まで至ってしまう場合もあります。

つまり、皮膚なんかに、穴が開いちゃうってことです。

たしかに、抗がん剤は猛毒なんですが、このアドリアシンは組織がやられてしまうっていう面においてはひどいレベル。

だから、漏れないように細心の注意を払って治療が行われます。

 

 

が、一緒に治療していた友達のジェーンは漏れました・・・涙

先生や看護師さんたちが大慌てで処置したけど、10年以上経った今でもその場所の皮膚が黒いままなんです。

 

おそるべしアドリアシン。

 

そのくらいの猛毒なので、もちろん血管もダメージを負います。

もろく、硬く、細くなってしまいます。

これは、どの抗がん剤にも言えることなんですけどね。

 

そしてそれに加えて、シスプラチンと同じく、骨髄抑制などの副作用もありますよ・・・汗

 

本当に本当に、おそるべしです。

 

 

 

さて、ここまでシスプラチンとアドリアシンについて、それぞれの特徴を説明してきました。

 

私の骨肉腫の治療では、シスプラチンとアドリアシンを一緒に使用していたんです。

じゃぁ、それはなぜなのか、説明していきますね。

 

 

アドリアシンとシスプラチンは一緒に使う

ここまで説明してきたシスプラチンとアドリアシンですが、骨肉腫の治療を行う際は一緒に使用します。

どちらも静脈からの点滴です。

 

一緒に使うので、シスプラチンとアドリアシンの治療はシスアドって呼んでました。

 

プロっぽいです。

私、明日からシスアドなんだー・・・はぁ・・・

みたいな使い方です。

かっこよく言えてもイヤなもんはイヤで逃げたくてたまらないんですけどね。

 

 

なぜ、一緒に使う?

じゃぁ、何で一緒に使うの?

って気になりますよね??

 

ただでさえ辛い抗がん剤治療、1回でも少なくなってほしい。

頑張ったら1回免除とか・・・

いや、回数が減らなくても体重を軽く申告したらちょっとでも抗がん剤の量が少なくなるんじゃなかろうか・・・

(その人の体重から割り出して投与量が決まります。)

 

治療中は、そんなことばかり考えていました。

 

なのに一気に2種類!!!

 

嫌だ・・・嫌すぎる・・・

しかも、抗がん剤の中でも吐き気の最高峰と言われるシスアド。

脱毛効果もかなりあるシスアド。

 

「どっちかだけでいいじゃん!!!」

 

いいじゃんじゃないんですね。

ダメなんです。

 

何故か、それは、単体で使用するよりも効果が高いからです。

 

なので、シスプラチンとアドリアシンの治療の時は、点滴の棒に2種類の抗がん剤と、生理食塩水の点滴と、抗がん剤を一刻も早く体外に排出するのを促す点滴などがぶら下がっていました。

パッと見、点滴の行商人みたいな感じです。

 

 

何でそんなにたくさんの点滴を??

抗がん剤はがん細胞をやっつけますが、正常な細胞もやられてしまいます。

 

抗がん剤は猛毒です。

 

なので、がん細胞をやっつけるために体内に入れるは入れるんですが、入れたら一刻も早く体外に出さなければなりません。

点滴をたくさんぶら下げたお祭り状態になるんです。

 

じゃぁ実際シスアド治療ってどんなだったの??

 

私の体験をお話ししていきますね。

 

 

 シスプラチンとアドリアシン、実際に治療してみてどうだった?

シスプラチンとアドリアシンが体内に入ると、自分の心臓の鼓動が普段よりものすごく速くなるのがわかります。

すごく身体に悪いんだって、怖くなります。

身体がどうかなっちゃうんじゃないかって、怖くなります。

治療中は5日くらいは吐きっぱなし。

一切何も食べられませんでした。

 

飲み物を口にしても吐く。

氷ならと思って氷を口に含んだ瞬間に吐く。

吐くものがなくても吐く。

胃酸で喉が焼けて血も混じる。

 

吐くのが仕事で昼夜問わずトイレにこもっている時間が多くなります。

治療が始まったら腎臓がやられないように、ひたすら排尿にはげまなければなりません。

なので、時間ごとの排尿ノルマがあります。

少し寝れたと思っても、夜中の尿量が規定量に達していないと

 

「足りてないよ!早くトイレ行ってきて!」

 

って、看護師さんに起こされてトイレに行く。

トイレに行くと吐いてしまう。

吐ければマシな方で、気持ち悪くてしゃがみこんでそのままトイレから動けない。

 

吐かずに病室に戻ったら病室で吐いてしまうかも・・・

吐かなきゃ戻れない・・・

 

やっとのことで吐けて病室に戻るんです。

でも、それでも排尿量が足りないとなると、利尿剤の点滴を入れて強制的に尿を排出させるんです。

恐怖以外の何者でもありません・・・涙

 

利尿剤のおかげですぐにトイレに行きたくなる

尿は出ても、吐きたいのに吐けない

やっとのことで吐けて病室へ

また尿量足りない

 

この永久ループです。

 

眠れない、気持ち悪い、時間が経たない、なんだこれは・・・

 

歯をみがこうとした瞬間吐くから歯なんてみがけない。

シャワーに行けない。

顔すら洗う気力がない。

死んだ魚みたいな目をしてベットの上でぐったりしたまま動けない。

今、自分が生きている実感がない・・・

 

 

治療中の時、とてもじゃないけど話しかけられるような様子じゃないって病棟の患者さんたちから言われてました。

もう、ゾンビかなにか、そんな感じ。

 

最初は、そんなことになるなんておもってもみないから、シスプラチンとアドリアシンの点滴が体内に入っていく様子を興味津々で見つめていたんです。

完全に、怖いもの見たさです。

いよいよ始まったぞ。

みたいな、変な緊張感で。

 

でも、あまりに副作用が辛すぎたんですね。

それからは、他の患者さんのために用意された抗がん剤を見ても吐いてしまうようになりました。

挙げ句の果てには、ただの生理食塩水やブドウ糖の点滴をするだけでも吐いてしまう・・・汗

他の人が点滴をしてるのを見ても吐く・・・涙

なので、2回目以降の治療では、点滴にタオルをかけて一切目に入らないようにしていました。

そんなレベルで、辛いです。

 

そして、点滴には身体に入った瞬間、その点滴のにおいが身体中から込み上げてくるものがあります。

 

「先生ー!点滴ってにおいするのあるよね?」

って聞いたら、

「あるよ。」

って言ってたので、私だけではないはずです。

 

シスプラチン、アドリアシンは吐き気が強烈なので、吐き気止めの点滴を使います。

私は、吐き気止めの点滴のにおいがかなり強く感じられて、吐き気止めを点滴されると吐いちゃうんです。

 

「吐き気止めの点滴すると吐いちゃうから点滴しないで!!!」

 

っていう、もう意味不明な状況でした。

でも、その状態は時間の経過とともに戻っていきます。

1週間以内には食べ物を口にしたいという気持ちが出てきます。

 

だから、乗り越えましょう。

耐えましょう。

絶対に乗り切る。

頑張っただけの効果、あります。

 

 

まとめ

長く説明してきたので、シスプラチンとアドリアシンについておさらいしていきましょう。

 

  • シスプラチンとアドリアシン、どちらも骨肉腫をはじめとした様々ながんに使用される抗がん剤。
  • シスプラチンは無色透明で吐き気の王様、腎機能障害には特に気をつけなければならない。
  • アドリアシンは真っ赤で吐き気の女王様、脱毛が激しく、心臓に負担がかかる心毒性が強い。
  • シスプラチン、アドリアシンともに、血液がうまく作れなくなる骨髄抑制などの副作用がある。
  • シスプラチンとアドリアシンは一緒に使用する。(骨肉腫の治療の場合)
  • 単体で使用するよりも、一緒に使用することで高い効果が期待できる。
  • 治療開始から5日間は辛いが、1週間くらいで食欲は出てくる。

 

でした。

副作用の出方は、使用する抗がん剤の種類や使用量、体質などあるので、個人差があります。

あくまでも、私の抗がん剤治療の経験をもとに説明させていただいています。

 

実際治療してみたら楽勝じゃん!という方もいれば、もっと辛かった・・・という方もいるかもしれません。

 

現在、私が治療していた時よりも、よく効く吐き気止めが使用されるようになりました。

なので、私のようにずっと吐きっぱなしという患者さんは減ったそうです。

 

が、吐き気どめを使用したからと言って、気持ち悪さがなくなるわけではありません。

吐かないだけで気持ち悪さは私の経験と変わらないと思います。

よく効く吐き気止めのおかげで吐かなくはなったけど、吐きたくて吐きたくて、どうやったら吐けるかをひたすら考えている患者さんもいるそうです。

 

なんだ、ここで読んだより楽勝じゃん!って治療を乗り越えられる方が、一人でも多く増えますように。

 

次の記事では、抗がん剤のメソトレキセートとイホマイドについて詳しく解説していきたいと思います。

 

 

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